- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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この本は、自己啓発本の古典中の古典であり、多くの人に読み継がれ、愛されている本である。
実は、この本は、ずっと前に読んでいたのだが、
今度参加する読書会の課題本になっていて、そのため再読することになった。
そこでは、レジメを作って自分なりのプレゼンをすることになっている。
今日の日記は、レジメを大公開だよ。
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1 この本の中で印象に残ったところ
人を動かす三原則 「2 重要感を持たせる」(33ページ)
人間の持つもっとも根強い衝動は、“重要人物たらんとする欲求”だ(34ページ)
自己の重要感を満足させる方法は人それぞれに違っており、その方法を聞けば、その人物がどういう人間であるかがわかる。自己の重要感を満足させる方法によって、その人間の性格が決まるのである(37ページ)。
人間は、何か問題があってそれに心を奪われているとき以外は、たいてい、自分のことばかり考えて暮らしている。そこで、しばらく自分ことを考えるのをやめ、他人の長所を考えてみることにしてはどうだろう。他人の長所がわかれば、見えすいた安っぽいお世辞などは使わなくても済むようになるはずだ(47ページ)。
深い思いやりから出る感謝のことばをふりまきながら日々をすごすーこれが、友をつくり、人を動かす秘訣である(48ページ)。
人を動かす原則2 率直で、誠実な評価を与える
2 印象に残った理由
私は、「重要感を持たせる」ということは、「かけがえのないあなた」といった、
あなたは私の大切な人なのですよ、ということを相手に伝えることなのかな、と思った。
しかし、あなたの何が大切なのか、どこがかけがえのないのかを、より具体的に伝えることも必要なのだ。
それが、ほめるということなのかなと思う。
ところが、「ほめる」ということは、簡単なようでいて、なかなか難しい。
「自分のことを考えるのをやめ他人の長所を考える」ことで、
「深い思いやりから出る感謝の言葉」をみつける。
そうすることで、「ほめる」ということが、安っぽいお世辞から、素直で、誠実な評価に変わる。
とても素晴らしい考えだなと思った。
3 どう生かすか
評価を与えるというと、なんだかちょっと上から目線な感じがする。
ほめるもしかり。
まずは、長所探しから始めてみようと思う。
そうして過ごしているうちに、自然な形で人間関係も育まれ、
感謝の気持ちを伝える機会が訪れるのではないかと思う。