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ここから始まる加賀恭一郎シリーズに引き込まれる!順番まとめ付きー

卒業 東野圭吾 (講談社文庫)

推理物が好きな私は、二時間ドラマの他に、こういう読み物も大好き。


この本は、実にテンポよいストーリー展開で、
仕事で疲れた頭を、くるくると心地よく回してくれる感じで、
とても心地よい本だ。


それにしても、卒業なんていったって、
またみんな揃って上の学校へ行くだけ、社会に出るだけで、
今生の別れでもないのに、どうしてあんなに泣いたりするんだろう

たぶん、「卒業」なる儀式は、
儀式の前の自分にはもう戻れないことを身体に焼き付ける。
私はそんな気がする。
だって、卒業したら歩きだすんだよ。


卒業を控えた大学4年の秋、一人の女子大生が死んだ。
親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
事件の真相が明らかになったとき、彼らはどのような卒業を迎えるのか。


この本、
夜更けに読み始めると、ぐいぐい引き込まれて、
寝不足になるか、せつない卒業の思い出なんて蘇ったりして、
甘酸っぱい夢を見ちゃうかもで、大変危険です。


ちなみにこの本、
後にドラマ化された加賀恭一郎シリーズの1作目になる。

この本を読んだら、次々に欲しくなるから、それも気を付けて



加賀恭一郎シリーズ順番まとめー

第1作目

加賀恭一郎の大学生時代の物語です。



第2作目

バレエ団をモデルにした物語。
切ない物語です。


第3作目

容疑者はどっちだ?ミステリー好きへの挑戦だね。


第4作目

「悪意」と「善意」の違いは?


第5作目

結局犯人は分からずじまい。読者任せの作品。


第6作目

「嘘」にまつわる短編集。


第7作目

なんか悲しい作品だった。


第8作目

仕組みが面白いよ。9つの謎。


第9作目

辛い作品だったね。


第10作目

まだ読んでません・・・。


まだまだこのシリーズは続いてほしいなぁー。


*おすすめの本あります
tetuneco.hatenablog.com