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『じぶん・この不思議な存在』鷲田清一

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)


じぶん探しに明け暮れ、
ようやくじぶん作りへと移行し、

こんな本も読み↓

http://d.hatena.ne.jp/tetuneco/20080623

現在に至る。


そして聞こう

私は、だれ?
あなたにとって、私は誰ですか?


著者曰く

他者にとって
じぶんが意味のある他者たりえているかが、
わたしたちがじぶんというものを感じられるかどうかを決める。

なのだそうである。

「じぶんらしさ」などというものを求めて
みんなはじぶんのなかを探しまくるのだが、
実際わたしたちの内部にそんなものはあるはずがない。
もしもそのようなものが潜んでいるなら、
そもそもそういう問いに囚われることもないはずだ。
それより、
じぶんがここにいるという感覚の中に身を置くためには、
眼をむしろ外へ向けて、
じぶんは
だれにとってかけがえのないひとでありうるか
考えてみたほうがいい。


かけがえのない人とは??どんな人??


あなたに会えてよかった。
あなたがいてよかった。

そういう人かな。。。どうかな。。。



私がそういう人として、
じぶん以外の他者から思われるとき、
私が私であることを感じる、のかぁー
うん。なるほど。



でも、

会わなかったらよかった、
いなくていい人なんて、いるのかな???

いるかなーいないかなー





あなたにとって、私が大切な誰かでありますように。


そのために私は、

今日も

give give give give give give give

and take

ぐらいで


私にできることをこつこつやりつつ

私にとっても、あなたにとっても

じぶんという、この不思議な存在が、

意味あるものと感じられるように、

生きていきたいなと思います。


なーんて。