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「デキる人」の脳

「デキる人」の脳


この本、けっこう不思議な本。

ためしに、ちょっと声を出してこれ↓読んでみて。

1 なぜ私はこんなに豊かなのだろう

2 なぜ私はこんなに幸せなのだろう

3 なぜ私はこんなに満ち足りているのだろう

4 なぜ私は何でもうまくいくのだろう

5 なぜ成功のために必要なものが、私の手元には揃っているのだろう


どんな感じがしましたか?

私のような超マイナス思考の脳みそクンには、

かなりの抵抗っていうか戸惑いを感じたんですが、

いかがでしょう?



この本では、1日3分、繰り返し自分に「いい質問」をすることで、

正しい思考パターンをつくっていこうとするものです。

先ほどの質問は、その一例です。。


著者いわく、いい質問をすると、脳がその答えを探そうとし、

思考の自然なプロセスによって、前向きな考えが生まれてくるのだそうです。


プラスの質問をすれば、脳はプラスの答えを探すしかありません。

それがさらなるプラス行動へとつながるのです。


そうかーそうかもな。。。


ずっと、

「太郎を呼べは太郎がくる」

というのが、気に入ってて、手帳によく書いてた。


これは、太郎さんを呼べば太郎さんがくるように、

幸せを呼べば、幸せがくるんだよ、って意味なんだけど、

なかなかうまく呼べなかった。

幸せよこーい!って、呼んでても、

結局、待ってるだけではだめなのかな。



で、

「なぜ、私はこんなに幸せなんだろう?」って、

何度か自分に問いかけてみると、

自分の中に既にあって、気づいていなかったものが、

頭にぼんやり浮かんできたりする。。。

なんかこれいいかもなって気になる。。。


そうかなぁて思う人は、前向きなんだろうな、たぶん。


あ、でもこれ、

暗い人を明るくする本ではなくって、

心のブレーキを取り払って、

絶対成功に導くっていう本です。



今の自分・生活に満足していない人に、

この本は、何かしらのヒントを与えてくれますよ。