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弱点克服

数値化するということは、物事の究極的な具体化です。
なんであれ、具体化されたことしか実行されません。

数値化することで、具体化されるということは、よくわかります。

たとえば、目標を立てるにしても、

「友達をたくさん作る」というより、「友達を50人作る」という方が、

実行するのに目標が明確だし、達成されたかどうかが、一目瞭然です。

著者も、

目標は必ず「メジャラブル」でなければなりません。「メジャラブル」とは、測定可能ということです。目標は必ず数字でいう。

といいます。


確かに、目標を数値化すると、

実行に向かって自分をより追い込む感じがする。

なので、私は、なんだか数値を口にするのが怖い。。


目標はあいまいなほど、なんとなく達成した気がして、楽だもんね。


実は、私は、相方さんに言われ、数年前から

毎年お正月に立てる目標は数値化しております。

そうやって、自らを追い込んでいるのであります。



さてさて、「数字力」ですが、

身の回りの様々なことを数値化し、

つまり具体化してとらえることを目的としているわけですが、

基本的な個別の数字を、その定義といっしょに把握していることが「数字力」では非常に重要

なのだそうです。

次の数字を知っていますか?

□日本の人口(これぐらいはだいたい知っていますね)
□日本の労働人口
□今年の国家予算
□現在の出生率

などなど・・。

こうして考えると

私は、ほとんど「だいだいこのぐらい」の世界に住んでいます。

あんまり、上の答えも、気にしたこともないし、知らないな。。

いやはや、お恥ずかしい限りです。

まずは関心を持つこと

が大切とのこと。

どこにどんなふうに関心を持てばいいのかは、この本に書いてあります。



数値化して、世界をより具体化してみることにより、

抽象的なMYワールドに住んでいる私も、

現実世界の住人になって、

できるビジネスマンになりたいな。