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対話形式で、大脳生理学に触れる本 高校生との対話形式だから大丈夫

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

この本は、
著者がニューヨークの高校生に講義した内容を書籍化したもので、
著者と高校生との対話形式になっています。
だから、とっても読みやすいです。

本を読んでみて、思ったことは、
月並みですが、脳って、本当に不思議ダ、ということ。

私たちは、心の存在を信じながらも、
私たちの見る世界も、感じる世界も
心ではなく脳の仕業だということを知っている。


本の内容には専門的なところもあって、
難しいなー、ようわからへんなーって、
挫折しそうになっても、

けど、うむうむいいつつ、読み進めよう。

そうすると、


自分って、心って、なんだろう??


という問題に、
科学的な観点から、触れてみることができる。


これって、自分を科学的に客観的に見れる
チャンスだと思う。


おもしろいよ。



*私のふむふむ。なるほどポイント*

実際の人間の眼は、世の中に存在する電磁波の、
本の限られた波長しか感知できない。
だから、本来限られた情報だけなのに
「見えている世界がすべて」だと思い込んでいる方が、
むしろおかしな話でしょ。

ああ、哲学と科学が紙一重。

追記

著者の本は、こんな本も読んでます。

tetuneco.hatenablog.com

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