dokusyo

本を読んで社会をのぞき見

読書記録・本のおすすめ・その他もろもろ

【おすすめ】あなたの働き方を変えるための7冊! 

f:id:tetuneco:20160514145642j:plain

 

こんにちは、tetunecoです。

 

どう働くかは、どう生きるかと同じだーなんて思う今日この頃。 

 

私自身、毎日、働くことにいっぱいいっぱい。

ですが、働き方を考えることは、生き方を考えることだと思って、私も悩みつつ働き方に関する本を読んでいます。 

 

 

 

いきなり副業してみる

1 

週末起業サバイバル 藤井孝一(ちくま新書)

 

一つの職場にしがみつかず、職場にいながら週末起業して、来るべき未来を生き抜こうという本です。

小さな起業が、あなたの武器になる。起業は当たり前の時代になるのかも。

詳しくはこちらを↓ 

週末起業で現代を生き抜く サバイバルに勝つための方法 

 

 

 ガンガン働きたい方は

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする グレッグ・マキューン(かんき出版) 

 

ものを減らしてスッキリという断捨離が流行っていますが、この本は、仕事の断捨離を徹底的に行う本。

日本人に通用するかはさておき、これができればそりゃあ仕事に集中できるだろうなぁと思います。自分も周りも共に、意識改革が必要な本です。

詳しくはこちらを↓

仕事を早く終わらせたい! あなたの働き方を徹底的に断捨離! 

 

 

 

 働き方の未来を考える

 3

ワーク・シフトー孤独と貧困から自由になる働き方の未来図  リンダ・グラットン

 

まずは、未来予想から始まり、今後予想される社会の変化に応じた働き方を提案する本です。

 早く読んで、早く働き方を考えるべきだと思い知らされた一冊。

詳しくはこちらを↓

あなたの10年後、働き方は同じでいいですか? 

 

 

憧れのノマドワーキング 

4 

仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ  佐々木俊尚 (光文社新書)

 

 どうせ働くなら、新しい働き方を。

形にとらわれず、組織に頼らず、PC片手に生きていく。気楽なようでいて、実力と強さが必要なのかな。ノマドワーキングの現実を学ぶ。

詳しくはこちらを↓

ノマドワーキンング PC片手に遊牧民になろう - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

 

 

脱力系 

煩悩フリーの働き方 小池龍之介(角川文庫)

 

 まずは、自分の心の持ちようで、仕事から煩悩(ストレス)をなくしていこうという本。

周りの状況は変わらずとも、自分の目に映る世界の受け取り方を変えることは、できなくもないかな。さあ、煩悩を捨てて働け!

詳しくはこちらを↓

僧侶が説く 煩悩(ストレス)フリーの働き方 

 

 

 

仕事は楽しいかね? デイル ドーデン(きこ書房) 

 

雪のせいで空港で足止めをくらってしまった私(主人公)は、苛立ちの中、一人ムスッと座っていた。

仕事は楽しいかね?

たまたま出会った老人からの問いを受けて、私は、そのとき抱えてきた胸の底の苦々しい思いをこの老人に洗いざらいぶちまけてしまいました。そうして、老人は私に、成功するための法則のようなものを語り始めます。

「仕事は楽しいかね?」という問いに胸を刺された読み手も、ゆっくりと語り進める老人の語りに、引き込まれてしまいます。 

 私の感想はこちらを↓

仕事は楽しいかね? 楽しくしようと、何か試してみたかい? 

 

 

働く意味を問う

 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える 泉谷閑示(幻冬舎新書)

 

 この本では、「人間ならではのモチベーションが求められる時代」に、私たちはいったいどのような価値観を持って、何を指針に生きていくことができるのかを、真正面から考えていきます。

「働くこと」とは離れて、本来の人の生きる姿を求めて、私たちは、いったいどこへ向かえばいいのかを、この本では提案しています。

私の感想はこちら↓

仕事は、あなたの全てではない 生きることの意味を求めて  

 

 

 

最後に

これからもずっと、働くことに悩み続けるんだろうな。

何もしないで、のんびり生きていくなんて、無理なんだろうな。

 

少しでもよりよく働くために、あなたも働き方を考えてみませんか。

 

 

 * おすすめの本リスト公開してますー

tetuneco.hatenablog.com

 

世界史を学ぶ力が問われている 世界史の極意を学ぶ

世界史の極意 佐藤優 (NHK出版新書) 

 

 

この本書いたのどんな人

 この本の著者は、外交官も務めたお方であり、いろいろあって失職されています。

(政治的ないろいろがあったようで、この辺りが気になる方は、ググってみるといいでしょう。)

 

歴史、世界情勢、キリスト教など、幅広く出版されておられ、外交官時代に、在ロシア日本大使館に勤務していたこともあって、ロシア関連の著書も出版されています。

 

いろんな考え方の人がいますし、歴史の解釈には様々あります。

佐藤さんの本を読んで、どう捉えるかは、読み手がそれぞれ考えるべき問題。

私は、佐藤さんは、世界を読み解く視点を与えてくれる人であると思います。

 

内容

この本では、

若いビジネスパーソンには、過去に起きたことのアナロジー(類比)によって、現在の出来事を考えるセンスが必要

 

アナロジー的思考は、論理派で読み解けない、非常に複雑な出来事を前にどう行動するかを考えることに役立つ

としています。

その上で、世界史をアナロジカルに見る訓練をおこないます。

アナロジカルに歴史を見るとは、いま自分が置かれている状況を、別の時代、別の場所に生じた別の状況との類比にもとづいて理解するということです。

 

テーマは3つ。

「多局化する世界を読み解く極意」「民族問題を読み解く極意」「宗教紛争を読み解く極意」

いずれも今求められる重要なテーマです。アナロジカルに読み解くということが、どういうことか、それぞれのテーマを読み解きながら体感していきます。

どれか一つ気になるテーマだけでも読んで見るといいでしょう。

 

 

私の感想

 

毎日のように、世界のどこかの戦争関連のニュースが流れる。

テレビの前では、どうして仲良くできないんだろうかなんて、のんきに考えている私がいる。

 

戦争は悲惨だ。もう二度と戦争は起こしてならない。

そう習ってきたものの、なぜ戦争が起こったのか、和解できない根本的な問題は何かは、これまで学ぶ機会がなかったと思う。

しかし、教えてもらえなかったというのは、私の言い訳でしかない。

私は、いつでも学ぼうと思えば、本を読み、人の話を聞き、なぜ戦争が起こったのか、今ある戦争はなぜ終わらないのかを学ぶことができるのだ。

 

 

歴史はひとつではない。

  

この本をきっかけに、学校で学んだ一面的な歴史にとどまらず、様々な観点から類比しつつ、多面的に歴史を学んでいきたいと思う。

 

 

 

 

*歴史を学ぶなら この本を

tetuneco.hatenablog.com

 

 

*おすすめの新書あります

tetuneco.hatenablog.com

 

【おすすめ】本選びに困ったら書評を買おう!おすすめ書評集9冊!

 

f:id:tetuneco:20160708125438j:plain

 こんにちは、tetunecoです。

 

本を読むことは自分への投資といわれます。

 

 自分を作る上でも、読んだ時間を無駄にしないためにも、何を読むかは大事な選択となります。

そうはいっても、読むべき本、読みたくなる本は、そう簡単には見つかりません。

 

続きを読む

子どもの社会力 大人のあなたに 子どものために

子どもの社会力 門脇厚司(岩波新書)




私の感想

ペットショップに行き、犬をよく見る。

あるとき、非常にかわいい奴がいた。

目がまんまるとし、茶色く、ふわふわしている。

店員にほだされて、相方が奴を抱いている。

店員いわく、こやつは、小さいうちに公園などに連れていき、いろんな犬に慣れさせ、いろんな人に抱っこしてもらうなどしないと、大きくなって飼い主に固執し、やたらと他人に吠えるなど、飼い主以外に決して心を開かず、ねばっこい性格になるらしい。


私は、茶色い丸い奴に、自分の姿を見た。

人見知りのまま大人になり、どうしようもなくひねくれた私の姿を。

そして、この茶色い丸い奴を飼い、りっぱな大人の犬に育て上げるためには、公園に連れて行き、そこにいる他の犬と戯れ、飼い主と語らい、犬を人のように褒めなどしなければならないのかと思うと、ぞっとした。


さて、こんな私が読んだこの本、大人が子どものために読む本である。

子どものいない、子どものままの私になかなかの発見をもたらしてくれた。

私たちは誰もが、自分の生きている社会のどこかにそれぞれの位置(ポジション)を占めていて、その位置を占めているものとしてしなければならないことをしながら生きている。

時に、チームで何かをしなければならないときがある。

会社、学校、家庭いろんなシチュエーションでだ。


こういうのは、私にとって非常に苦手なことだ。

しかし、そこでは、与えられた位置(役割)を果たすことが大切だ。

その位置を放棄したら、そのチームに私の居場所はない

社会を生き抜く力が必要なのだ。


よく、社会に自分の居場所がないとかいってる人がいる(私もその一人だが・・)。

それは、ないのではなくて、与えられた位置(役割)から、逃げ出しているだけなのだ。
社会を生き抜く力は、逃げていては育たないのだ。


わかっちゃいるんだけど、上手く生きられない。
そんなあなたは是非、自分の子供時代を省みつつこの本を読んでほしい。

この本は、あなたの社会力を育てる一冊になると思う。


子どもの社会力 門脇厚司(岩波新書)


*いろんな力を集めてみたよ
tetuneco.hatenablog.com

【おすすめ】いろんな力を集めてみたよ「〇〇力」の本6冊

 

f:id:tetuneco:20161015135108j:plain

 

こんにちは、tetunecoです。

 

世の中には、いろんな力があるようで、気力、体力、忍耐力、精神力などなど。

 

さらには、女子力に鈍感力、目力なんてのもあった。

このところはなんにでも力をつけたらいいような感じすらしてくる。 

 

いろんな力をテーマにした、「〇〇力」と題した本を集めて見ましたー

 

 

諦める力 為末大(プレジデント社)

 

為末大さんの文章は、筋肉質に引き締まったアスリートのような、余計なものがなく、ただ伝えたいことに誠実な文章です。

この本は、マイナスなイメージになりがちな「諦める」ということを積極的に捉え、諦める力を持って、強く前進していくための本です。

 私の感想↓

諦める力 為末大さんって素敵な人なんだな 

 

 

 

『読書力』 齋藤孝

この本は、 私が、意識して本を読むようになったきっかけになった本である。 著者は、「文庫百冊・新書五十冊を読んだ」を「読書力がある」ことの条件としている。

著者のおすすめ本リストもあるので、「読書力」をつけたい人にはおすすめの本だ。

私の感想はこちら↓

何から読んだらいいかわからないなら、まずはこの本に従うのもアリ 

 

 

 

3 

〈聞く力〉を鍛える  伊藤進

 この本は、コミュニケーション心理学を専門とする著者が、聞くということから、コミュニケーションを考える本です。

まずは聞く。とことん聞く。ぐっとこらえて聞く。そうすることで、自分が話す何倍も得ることがあるとしています。 この本は、聞くということの重要性をしっかり理解することができる本です。

 私の感想はこちら↓

聞く力は情報収集力 右から左では聞いているとは言えません 

 

 

 4

語彙力を鍛える  量と質を高めるトレーニング 石黒圭(光文社新書)

 

 語彙とは、「語彙力 = 語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(精度の高い語彙運用)」

語彙の質を上げるには、基本的には、類義語、対義語、上位語・下位語などの言葉と言葉の関連や、語種・文字種・書き言葉・専門用語・方言などの言葉の種類、あとは文脈などから、言葉の種類を増やしていく必要がある。

そして、語彙の質を上げるには、言葉の使うべき時と場所と相手に合わせた言葉を、適切に選び出せるように訓練する必要がある。

この本では、そのための11の語彙の「量」を増やす方法、そして11の語彙の「質」を高める方法を解く。

 私の感想はこちらです↓

語彙力を鍛えたいあなたへ 量と質を高めるヒントがここにある 

 

 

 

5 

3日で運がよくなる「そうじ力」(王様文庫)

 

 

ただ「そうじ」をするだけ。
けれど、これから本書で説明することを「意識」しながらやることで、不思議な力を発揮します。
その力としくみを知り、実践すれば、必ず「まさか!」と思うほどの劇的な人生の変化を実感できるのです。

私の感想はこちら↓

3日で運がよくなる!ならやるしかないよね。そうじ力で強運になる! 

 

 

 

子どもの社会力 門脇厚司(岩波新書)

 

 

人の集まるところに社会あり。子どもの頃から社会を生き抜く力を身につけていくことが大切だと、大人になったら痛いほど身にしみてよくわかる。

大人のあなたも、そしてあなたの子供のために、この本をおすすめします。 

私の感想はこちら↓

子どもの社会力 大人のあなたに 子どものために 

 

 

*おすすめの新書あります

tetuneco.hatenablog.com